top of page

天高く、

  • Tomoko Arahori
  • 2020年10月13日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!

だいぶ更新の間隔があいてしまいました。

おかわりございませんか? 列島を北上しながらかすめていった台風に、ずっと心待ちにしていた金木犀の良い香りも連れ去られてしまい、ちょっとがっかりしています。台風さえ来なければ、あと3,4日は楽しめたはず。

先日通りかかったアロマオイル等を扱うお店の店先で金木犀の香りがデモされておりました。 若いお嬢さんたちが数人集まって試していらしたのですが、昭和の時代はキンモクセイはトイレの芳香剤の定番だったけど令和の時代は秋の香水なのねと、(心の中で)遠い目をして眺めてしまいました。

そういえば、最近キンモクセイの香りの芳香剤って見かけませんね。(^-^;

小学生の頃、男子はキンモクセイの花の下を通ると、あ、トイレの芳香剤!と叫んでいましたがそれって今考えるとキンモクセイにすごく失礼!(笑)

でもでも、本物のキンモクセイは可愛らしくて、本当によい香り。

大好きです。 少し時期をずらして咲く白いギンモクセイもキンモクセイとはまた違う清らかな甘い香りが同じくらい好きです。



さてさて。10月に入って秋映が出回り始めて、私は嬉しいです。 りんごのお菓子が大好きな私は、お菓子に使うのはこの秋映かフジ。

甘味、酸味、硬さ、そのまま食べるのはもちろんのこと、火を通すととても美味しいりんごです。

ひと昔前まで、りんごのお菓子なら紅玉と言われていましたが、紅玉は秋の早い時期の品種の為、ボケやすいというウィークポイントがあります。収穫したら必ず冷蔵で保管して1週間目までが美味しい。寒冷地でないエリアで、ちょっと常温で置いてしまったりするとすぐ柔らかく味も抜けてしまいます。

時々見かけることがあるのですが、スーパーの外のワゴンに並べられて時々お日様に当たったりしている紅玉!!本当にかわいそうで胸が痛みます。

紅玉の酸味はお菓子に使うととても良い仕事をしてくれます。ただ熱が長時間入った時、形が溶けてしまいそうな感じの柔らかさになります。プラムリーもそうですね。

同じ時間火を通した時、フジは透き通って柔らかくはなっても溶けそうにはなりません。

りんごのお菓子やお料理を作る時は、完成した時にどんな感じでりんごに主張してほしいのかを考えて品種を選ぶと、もっともっと素敵なお菓子に、お料理に、完成します。

旬のりんご、皆様も楽しまれてくださいね。(^_-)-☆


ロールキャベツを仕込んで、あとは煮込むだけ。

お米を研いだぞ。


と、ここでいつも悩みます。

コンソメ味は白いご飯の相方として、ちょっとパンチが 足りない気がする。さてさてもう一品何作ろうかと。

トマト味でもデミソースでもない、コンソメ煮の時です。 そしてパンではなくご飯の時。 昨日も夕方になるまで決まらず、結局冷蔵庫にあった茄子を揚げて、そして生姜醤油と鰹節。やはり助っ人は安定のお醤油味でした。

食後お茶を飲みながら、世の中のロールキャベツの献立を検索してしまいました。



☆教室の再開につきまして☆


お菓子教室ですが大変残念なのですが、今年いっぱいはおそらく、お休みとなる予定です。

というのも、娘二人が不定期にリモートワーク&リモートスタディで在宅日が多いこと、

そして、壁紙張替え等の修理とリフォームを検討中のため等々、です。

きちんとした再開時期のご案内は来月中にお知らせできると思いますので、もうしばらくお待ちくださいね。

私も早くまた皆様とお目にかかって、ご一緒に、楽しくお菓子作りを再開できる日を心待ちにしております。


今まで通り、いつでもお菓子のことでしたら何でもメール、メッセージ等でご相談くださいね。

ふふふっ!(*^-^*) 先週は、カヌレとプリンについて、熱い談義をしておりました。


そうそう、ケーキの型選びについてのご相談で、印象に残ったご質問がありました。

お寄せいただいたお客様よりご了承をいただきましたので、こちらでもお話したいと思います。


「ジェノワーズやタルトを焼く時にケーキ型ではなくセルクル型を使うことは、何かそうする理由や使い分けの決まりがあるのでしょうか」 こちらへお引越しされていらっしゃる以前にお菓子を習われていた時、講師の方がセルクル型をご利用になられており、ご自身もセルクルをご購入されたとのことでした。


おそらくその講師のかたは、工房で、もしくは学校で、セルクルで焼かれており、慣れていらっしゃるのだと思います。 ケーキ型、セルクル型、どちらを使っても美味しく焼き上がります。

ただこちらでは、セルクル型を焼き型として使っていません。

なぜかというと、皆さんがご家庭用のオーブンでお菓子を焼くことを想定しているからです。 ご家庭用オーブンの付属天板は製菓専用ではなく、グリル等のお料理用途も考えて設計されているので水平ではないのですね。中央からわずかに傾斜があり、余分な油脂等が切れやすい仕組みになっています。

ですのでジェノワーズを家庭用オーブンとセルクル型を使って焼くならば、水平で厚みのあるたわまない専用の底板を用意する必要があります。(生地が漏れ流れてしまわないようにするため)


職人の方々がお仕事で日常的に使っていらっしゃるオーブンはベーキングに特化されている業務用オーブンですので天板は水平です。ですからセルクルでジェノワーズを焼いても問題はないのです。セルクルは様々なサイズが入れ子式にあり、アントルメ用のスポンジを用意する際などには必要なものです。


趣味のお菓子作りでの選択でしたら、オーブンの天板の形状と、あとは、慣れとお好みだと私は思っています。

職人さんはこの人!と心に決めたご師匠さんのやり方を継承される方が多いですよね。

(^-^)




教室再開はもう少し先ですが、日々つれづれをのんびり更新していきますね。でも、もう少し頻繁に!

下のインスタグラムも時々眺めてみてくださいませ。

ではまた近いうちに!!











 
 
 

Commenti


フォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2020 by ももふくお菓子教室 Wix.com で作成されました。

bottom of page