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師走 ::: 2016.12.05 Monday

  • Tomoko Arahori
  • 2020年7月30日
  • 読了時間: 3分

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  12月に入りました。今年も残すところ、ひと月あまり。早いですね。

  この週末は、ご近所のいくつかの町内会で、恒例のお餅つきがあり、

  もち米を蒸す温かな匂いが朝から路地に漂っていました。

  もち米を蒸かす匂い、私は大好きです。

  庭掃除を手伝って、集めた落ち葉を焚いて作った焼き芋や、

  台所のストーブの上で、コトコトとお鍋で温まっている

  酒粕の甘酒、そしてお汁粉。

  懐かしい子どもの頃の冬の匂いの記憶を(食べ物ばかり 笑)

  御餅つきの匂いをきっかけに、気付いたら、辿っていました。

  中でも、庭で作る焼き芋は、特別でした。  

  竹ぼうきでザッザッと掃いて集めた落ち葉の山に、まずはダイブ。

  (セーターは葉っぱまみれになります。)

  火の番をしながら、弟妹がけがをしないよう見張りもしつつ、

  庭で飼っていた犬とも遊びました。

  アルミ箔で包んだ焼き芋の位置を、時々棒で転がしては動かし、

  まんべんなく焼けるように注意を払って、葉っぱが燃え終わる前に

  焼きあげたものでした。

  しもやけで赤くなっている冷たい手をかざして温めたりしながら。

  あの頃は、寒さでいつも粉を吹いてカサカサしていた気がします。今は水仕事その他の理由でカサカサ。^^;

  目に沁みる煙、炎で火照る顔の熱さも懐かしい思い出です。最近は焚火も見かけなくなって久しいです。

  もちろん、危険だということがありますが、とくに市街地は 焚火の煙で近隣のお家のお洗濯がいぶされて

  臭くなってしまい、ご迷惑をかけてしまうからなのですよね。 

  この写真は、先週の火曜日、仲の良い友人たちと食事をした帰りに立ち寄った都庁展望台からの1枚です。

  眼下は中央公園かな?代々木公園も神宮の森もこんもりと、美味しい焼き芋ができそうな葉っぱの色をしていました。




今年の秋はとても忙しい日が続いて、夜半をまわる頃に、ようやくホッとひと息つく、そんな日々でした。手紙を書いたりメールを送ったり、本を読んだり何かを考えたり、気持ちを集中させる大切なことは、寝落ちもしやすいため、そうならないよう合間合間の時間に並行させながら、何かを作ったり、ゴソゴソしており、すっかり夜行性の日々でした。

とくにお菓子は、部屋も温まりますし、焼いている間のいい匂いと焼きあがりのオーブンのピピピっという合図が例え眠ってしまっても起こしてくれました。



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フライパンでお砂糖、お水、バターでキャラメルを作り、フジリンゴを絡めてから火を通します。マフィン型に詰めてしばしオーブンへ。次に、スパイスを少し加えたクランブルをたっぷり乗せて、さらにオーブンへ。こんな風にして小さなタタン。

手を加えなくても、時間が美味しくしてくれるお菓子です。








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右は、切落としのパイ生地を合わせて作ったリュスティックパイ。タタンほどではないけれど、透き通るまで火を通したりんごと、たっぷりのクランブル。








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バニラ&オレンジと、 ココア&オレンジの絞り出しクッキー。


 口金を変えたら表情と食感はどうなるかちょっと実験がしたくなり、うねうねと。

 テンパリングしたチョコと、テンパリング不要のコーティングチョコ、 味の違いはどの程度か知りたくて。

 実験は一人、静かな環境で行うに限ります。笑)

 オレンジとバニラの方は、ホワイトチョコを絡めたら、私の好きなブルボンホワイトロリータに近くなりそうでうれしくなりました。


明後日8日、木曜日より12月のガトーモカの教室が始まります。ご予約をいただきましたお客様、お待ちしておりますね! 難しそうに見えるかもしれませんが、難しくないお菓子です。そして、とっても美味しい。是非、楽しんでいただきたいと 思います。お席の状況は随時更新しておりますので、初めての方も、どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいね。 前日の21時まで承っております。


 
 
 

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