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オータムキュートのパイ ::: 2017.10.03 Tuesday

  • Tomoko Arahori
  • 2020年7月31日
  • 読了時間: 2分

このプルーンはオータムキュート。ベイラー、サマーキュート、パープルアイ、くらしま早生、スタンレイ、などなど、様々なプルーンの中でも晩成種だそうです。とれたてでまた酸っぱいので、少し追熟させてね、とのアドバイスを忠実に守り数日がまん。

とっても美味しかったです。上諏訪の島崎農園を経営する、私の20年来の友人、佐織さんのご主人が作っています。様々な品種の美味しいリンゴやナシ、プルーンで、地元ではとても人気のある農園です。ただ、卸しと全国各地のお得意様と店頭販売で、年末にはすべて売り切れてしまうので、残念ながらウェブサイトは立ち上げていらっしゃらないのです。

上諏訪方面に秋にご旅行される方は、是非立ち寄られてみてくださいね。

住んでいた頃、シーズンになると数日おきに買いに行きました。私が買うのはいつもはねだしの家庭用でしたが、鳥が突いたとか、葉っぱが実にかぶさって色が均一でない、とかそんな程度で、収獲したての果物はみずみずしくて、とっても美味しかった。引っ越してから、スーパーで売っている林檎を買うむなしさに気付き、以来、万年信州恋しい病です。

















オータムキュートでパイを。

パータフォンセを敷きこみ、皮つきのヘーゼルナッツベースの生地を流して空焼きをします。その上に、粉をまとわせお砂糖をたっぷりふったプルーンを乗せてじっくり焼きました。

こちらは焼きたてのアツアツ! とろっと甘酸っぱさが引き立ちます。作った人の特権で、出来立てに舌鼓!

もうひとまわり大きい型で作ればよかったと後悔しました。

翌日はパイとの間の下の生地にプラムの美味しさがしみ込んでいます。果皮の色が全体に行きわたって深まっています。

プルーンのギュッと濃縮した美味しさが、秋らしさを感じました。

アップルパイやパンプキンパイが秋も深まった頃のイメージだとしたら、プラムのパイは、秋の始まりのお菓子のイメージでした。そのまま食べるかパイに仕立てるか、毎年悩むことになりそうです。




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