卯月 ::: 2014.04.26 Saturday
- Tomoko Arahori
- 2020年7月29日
- 読了時間: 3分
おはようございます!4月最後の週末、東京は良いお天気です。(^^)
木曜日、フィナンシェの会が無事終了いたしました。お越しくださいましたお客様どうもありがとうございました。
バターの種類や焦がし具合のこと、世の中の流行の変遷のこと、私がこの味のフィナンシェが好きな理由、などなどたくさん熱く語らせていただきました。
粉よりもアーモンドをよく生かす配合であること。そして、焦がしバターで9割、型から外すタイミングで1割、くどいですが、これが私のフィナンシェの大事なコツです。
シンプルな焼き菓子は作り手の個性と好みがとても良く反映すると思います。
しっかりとバターに、そしてアーモンドにも火を入れてからガシッと男らしく作るこのフィナンシェは、フワフワ浮ついたりしておらず、なのにとても繊細で、深く、濃く、甘く、優しい味。
こんな風に表現していると、そんな女性に今からでも精進して変化を遂げたいなぁと思います。無理かな?(笑)
お寄せいただいた、完成から数日後のこのフィナンシェの味のご感想がてもうれしくて何度も何度も読み返しております。
お菓子屋さんに入って、ショーケースに並ぶたくさんのケーキの中で、とりわけシンプルなシュークリームが好きなタイプならば、ほぼそのお店と職人さんのお菓子は好きになる、これが私の長年の持論であることはお話したことがあります。
それと同様、焼き菓子に手抜きをしていない事、ここもかなり作り手の姿勢が見え隠れする部分ではないかと思うのです。
お菓子屋さんはハードな肉体労働でもあります。神経も使います。
焼き菓子は生菓子とは違い、比較的日持ちがするので、贈答品としての位置に置かれることも多いものなのですが、その焼き菓子たちの、出来ばえはもちろんのこと、種類、陳列の仕方を眺めると、オーナーさんの力の入れ具合が一目瞭然なものでもあるのですね。やっつけ仕事で作った焼き菓子は、どんなに可愛く包装してあってもわかるものです。
今回のフィナンシェの工程をこなされた方、きっとわかるはず。
私は入店するとシュークリームと焼き菓子の前に長く佇む変なお客さんです。生菓子の選択は即決なのですが。^^;
皆さんも初めてのお菓子屋さんに行かれたらシューと焼き菓子のセンター。仁王立ちで佇まれてくださいね。(笑)
☆☆☆
5月、グラノーラの教室にお申し込みを頂きましたお客様、ありがとうございます。
昨夜0時過ぎになってしまいましたが、全ての方にお返事をお送りいたしました。
開催日以外にお申し込みを頂いたグループ様には、代表の方にお返事をしておりますのでどうぞご確認くださいませ。
お土産にお持ち帰りいただくデザート用の保冷剤を、今回はどうぞお忘れなくご持参くださいますようよろしくお願いいたします。

これは私の大好きなコーヒーキャラメルカルダモンケーキ。
コーンスターチを使う軽い生地です。仲良しへのプレゼントに久々に焼きました。
うまいっす!!
さてさて、もうすぐGW。ご予定は立てていらっしゃいますか?
私は混雑が嫌いなので、(そして軍資金もない為)
「近所の野原でレジャーシートの上」的な休日を楽しみたいと思います。
あとは子供の試合の応援と自分の試合!→これ一番がんばります。
どうぞ良い週末を!!
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