top of page

弥生 ::: 2014.04.10 Thursday

  • Tomoko Arahori
  • 2020年7月29日
  • 読了時間: 3分











おはようございます!

新年度、新学期、新入学、新しい事がたくさん始まる春ですね。

東京の桜の満開は過ぎ、風に吹かれてはらはらと花びらが散り、少しづつ葉の若緑も濃くなってきていますが、夜も更けて街が静かになると、ひんやりした空気の中にまだ、ほんのりと甘く花の香りが溶けています。夜、外に出ることが事が多い私は嬉しい気持ちで深呼吸して、春の名残を楽しんでいます。

次女の中学校の入学式も終わり、子供たちも全員新学期が始まりました。

ちょっと慌ただしかったこの数週間のご褒美のようなお菓子です。


昨日、和菓子を教えていただきました。

香ばしいきな粉の香る蕨餅、この蕨餅の生地からこしあん入りの丸いおまんじゅう。

そして桜の蕾をモチーフにした上生菓子。中には桜の葉を刻んだこしあんが入っています。

静かに艶やかでほんのりと色香も漂うこの風情、教えて下さった鈴木先生の雰囲気に重なります。

(この私の作品はまだ未熟も未熟、お披露目してしまうのは恥ずかしいのですが)

上生って、お顔が違うだけでみんなおんなじようなあんこの味、と誤解されることもあるお菓子ですが、

素材、そして作り手の感性と心、それによって味は全然違うのだとわかりました。

桜のつぼみの中から桜の香り漂う上品なこしあん。

濃く煎れたお茶とともに頂いて、幸せな時間でした。  (ほぼ真夜中に)  笑

本格的な和菓子を1からきちんと作るのは初めてでした。

わらび餅づくりにかなりの腕力がいることを知りました。

約15分、3回に分けてそれぞれの大切なタイミングで熱湯を加えながらひたすら鍋で練っていきます。

でも、できあがったわらび餅は本当に本当に美味しくて!!いくらでも食べられそうです。

登山の後の、山頂からの眺めとお弁当のようでした。 ^^

忘れないうちに、体で覚えていられるように作らなくちゃ!



最近、いろいろなスコーンを作っています。

米粉を使ったり、小麦粉でも国産の粉を比べたり、全粒粉を混ぜたり。

生クリーム、ヨーグルト、バター、牛乳、つなぎを変えたり。

そして甘いもの、甘くないもの。豆やフルーツ、いろんな散りばめたり。


これは北海道産の小麦粉で作った、全粒粉5割のスコーン。

焼きたて、もしくはオーブントースターで軽く温めて表面がサクっとした頃に、

パカッと割るとふんわりと香ばしい粉の香りが立ち昇ります。

そこにバターを塗って、蜂蜜を垂らして食べるとすごく美味しい。

ミルクティ添えたら完璧。





4月のフィナンシェの会、明日よりスタートいたします。

ご試食用の分は、一昨日生地を作り、昨夜焼き上げ、今日から熟成に入っています。

生地を寝かせて焼いたものと、すぐに焼いたものの出来上がりのお顔の違い、焼きたてのものと数日後のもののお味の違い。

みなさんの驚くお顔が今から楽しみです。^^

お会いできること、楽しみにしております。どうぞお気をつけてお越しくださいませ。

若干、まだお席がございます。前日夜まで承ります。ご興味のあるかた、どうぞお問い合わせくださいね。

Comments


フォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2020 by ももふくお菓子教室 Wix.com で作成されました。

bottom of page