文月 ::: 2013.07.22 Monday
- Tomoko Arahori
- 2020年7月28日
- 読了時間: 3分


今年の梅雨明けは例年にない早さだったので、その分猛暑期間が長いのかしら、と毎朝覚悟をして目覚めていましたが、ここ数日はとてもしのぎやすく快適な日が続いていますね。
朝夕の風も涼しく、昨夜は夜風に誘われ夕飯の後、1時間ほど散歩に出かけました。
隅田川、そこから別れる支流の小さな川。この辺りは川が多くて、その縁を縫うように、いくつか橋を渡ってきました。
夜、鳥は目が見えず、森の梢で眠っているものとばかり思っていましたが、この辺りはビルや街灯、車のヘッドライトでだいぶ明るく、夜目もきくのでしょう。カモメがすいすいと川面を飛んでおりました。
こんなに遅くまで起きていて、お腹すいてしまわないのかしら?、なんてちょっと心配になりました。
大通りから一本入ると本当に街は静かです。
家々の窓からほのかに漏れこぼれる奥の間の灯りが、細く長い路地に微妙な陰影を作っていて、なかなか良い風情でした。
先週の金曜日、今月のシフォンケーキフレンチショコラの教室が終了いたしました。
お越し下さいましたお客様、どうもありがとうございました。
ほんのりとスパイスが見え隠れするだけで、甘い香りにも不思議な奥行きが生まれるように思います。ここに、細かな細かなチョコが潜むことで、さらにオトナの味に。
もちろん、チョコが入らなくても、とても美味しい生地です。たくさん焼いていただけたら嬉しく思います。
いわゆる普通のシフォンケーキとは配合も混ぜかたもずいぶん違うので、驚かれた方も多かったと思いますが、それ故の、あのしっとりとしたほわほわ感と優しさが生まれます。
もし、卵白を合わせるところがちょっと苦手に思われたら、3回とも泡だて器を使ってみて下さいね。
より手早く生地を作ることができ、下に沈んでしまうチョコが多くなってしまった際などの改善方法のひとつです。
ディジョン&粒の2つを合わせたマスタードにりんごのコンポート、そしてザワークラウト。すべてたっぷりです。
熱々のウィンナーに冷たいザワ―クラウト。いわゆるヒヤアツ、の味わい。マスタードとりんごで、甘辛の味わい。
パンもこれらの具材に合うように、しっかりした美味しいものを今月もホシノ天然酵母パンのお店、
コルネさんに作っていただきました。今月のご軽食のホットドックも私のお気に入りスタイルです。
こちらもお気に召していただけますように!
8月の教室はおやすみを頂きまして、次回は9月よりスタートいたします。ご案内はお盆明け頃を予定しております。
今、いろいろと、好きなものをあれこれ作るそばから気持ちはもっともっとと欲張ってしまい、
あれやこれやと味と材料の妄想を働かせております。
長い夏が始まりますが、皆さまどうぞご自身のお身体を大切になさってくださいね。
素敵な夏休みをお過ごしくださいませ。



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