4月 ::: 2017.04.03 Monday
- Tomoko Arahori
- 2020年7月30日
- 読了時間: 4分
ご無沙汰しております。なかなかゆっくりと更新ができないままに4月になってしまいました。
今日はいいお天気。しばらく寒の戻りで足踏み状態だった桜の開花も今週は進みそうですね。週末までには満開になるのではないでしょうか。次女の入学式、いい写真が撮れそうで嬉しいです。(^^)
2月3月は多忙を極め、月をまたいてのミモザのケーキ教室となりました。
しっとりしたジェノワーズに、いわゆるレモンカードではなく、レモンの風味のカスタードクリームとレモンペーストを混ぜ込んだディプロマットクリームの組み合わせ、この美味しさは私の中ではパーフェクトで、シロップ漬パイナップルがまたとても相性が良くて、といつもの如く、毎回熱く語らせていただいてしまった教室でした。
ご参加いただいた皆様やそのご家族、ご友人、たくさんの方に喜んでいただけて、とても嬉しかったです。
テーマのレモンをオレンジに変えて、また、ジェノワーズとクリーム2種も、全てチョコレート風味に変えて、などなど、バリエーションをいろいろアレンジされて楽しんでくださいませ。
ドイツにモグラのケーキという、とてもかわいらしいケーキがあります。現地のスーパーの製菓材料コーナーに行くと、いわゆる日本のホットケーキミックスのように、モグラのケーキセットというものが置いてあるくらい、ポピュラーなクーヘンです。チョコレートのスポンジを焼いたら、底と側面を残してくり貫いて、真ん中にバナナやイチゴなど、好みのフルーツとクリームを詰めて、くり貫いたスポンジで覆う、まさに、もぐらが掘ったような、おもしろくて簡単で美味しいケーキなのです。いつか、キッズクラスを開催する時にこのお菓子もテーマにしたいと思っているのですが、ミモザスタイルにするとしても、チョコレート風味の時は、クラストを落とす必要がありませんので、このようにくり貫きスタイルで、そして2種のクリームの間にはクラムを詰めれば同じように完成します。
よろしかったらお試しくださいね。チョコレートのケーキ生地にレモンの皮や、シナモン、カルダモンなどのスパイスを合わせるのをあまり日本では見かけませんが、ヨーロッパのお菓子では意外とポピュラーです。ラムやブランデーなど、お酒で風味付けするのとはまた趣を異にする、大人っぽい雰囲気になりますので、よろしかったらこんな風にも遊んでみてください。
あ
4月でももふくお菓子教室も6年目に入ります。6年間という月日は小学校修了と同じ長さですから、感慨深いものがあります。去年はクリームを作ったり、はさんだり、いわゆる要冷蔵のお菓子も多かったのですが、今年度は基本的に常温で楽しめる、焼き立ても、日を置いてもどちらも美味しい、季節の果物を作った焼き菓子、シンプルな焼き菓子を多くテーマに取り上げていきたいなと考えています。リバイバルのリクエストをいただいている他のお菓子も、少しづつ組んでいきますね。

今年もご近所の本誓寺さんの桜のライトアップが始まりました。
4月8日の花まつりも近く、普段は閉じている本堂の扉も開いていて、あかりも灯り、甘茶とお花の用意もありました。
昼も見事なのですが、こんな風に夜はとても妖艶です。
これからしばらくは、私も昼に夜に通います。
実は、昨日は2月に亡くなった祖母の納骨の日でした。
49日とは仏様がこの世から天国へ到着する日だそうですね。
今頃、長い長い時を経てようやく再会した懐かしい人たちと
談笑している頃かな、と20年前、当時祖母がまだ元気だった頃、
私と妹宛に届いた戦死した私達の祖父への想いのあふれる手紙に連ねられた言葉を思い出していました。
96年の祖母の人生に想いを馳せ、そして亡くなるひと月ほど前に会いに行った時に握った祖母の手のすべすべでふっくらとやわらかかった温もりを思い出して桜を見ながらちょっと泣いてしまった私です。
でもこれからはずっと天国で幸せに暮らしてる。
いつの日かきっとまた再会できる。その時自らが恥ずかしくないよう胸を張って、おばあちゃんやご先祖様達に目にかかれるようにこれからの人生、生きて行こうと思います。私の祖父と祖母のことは去年の8月の記事に。
あ
☆☆☆
キャラメルパイナップルアップサイドダウンケーキの教室は来週よりスタートいたします。
ご予約を頂戴したお客様、お待ちしておりますね!!
簡単、なおかつ、濃厚なキャラメルとバナナの風味の後を引く美味しさ。今月も罪深いケーキです。(笑)
満席の日もすでにいくつかございますけれど、お席はまだ若干ご用意できます。どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
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